あれから一年、8月4日に羽菜をともに想っていただくための会を持ちました。
羽菜の思い出話をたくさんしてもらって、保育園や小学校の同級生たちにお手紙を読んでもらって、大好きだった歌をいくつも、みんなで一緒に歌って。
小さなお友達が羽菜を思い出すと言ってくれた曲をみんなに聴いてもらったり、そして…なんとなんと、羽菜だけのために作られた歌をプレゼントしてもらったり。
ともに寄せていただく想いの中には、さまざまなものがあったと思うのです。
生まれてからずっと見守ってくださった方々、一緒に育ててくださった方々、ともに育ったと言える子どもたちや、初めてのスペシャルなお友達になってくれた子どもたち。それから、大人だけど、間違いなく羽菜のお友達だった方々。
そして、羽菜がいってしまってから、あの子を知ってくださった方々にも。
でも、その真ん中に羽菜がいましたね。
みなさまが、一つ一つ違う想いを持ちながら、同じ時間に一緒にいてくださったこと、一緒に涙を流してくださったことに、心から感謝いたします。
真夏の日差しの中を、ほんとうにたくさんの方々にお集まりいただきました。想定をはるかに超える人数になって…窮屈な思いをしていただいたこと、申し訳なく思います。
行けないけれど、と優しいメッセージやお花を送ってくださったみなさま、違う場所で想っていますと伝えてくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。
またこんな機会を、私たちにもたせてくださいね。
浅田羽菜 両親